素材

大学を卒業し設計事務所に働きはじめて最初の仕事が築100年程の 民家の改修の仕事でした。この季節になると思い出すのですが、 そこは、夏を過ごす工夫はあっても冬の寒さは無防備で浴室に行くのに 吹きさらしの廊下がまっていました。しかしいつも季節の移り変わりを 身をもって感じる事ができる。木や紙、漆喰といった自然の素材がもつ 強さや弱さ香りや感触を教えてくれるものでした。 昔は家自身が素材そのものに触れる機会を提供していたのだなあとおもいました。
前へトップページ次へ | DS | 2003/4/ 5