セミナーにて。

先日、構造デザイナーの池田昌弘氏のセミナーに参加させて頂いた。 彼の構造コンセプトはモダンデザインで生きるようだ。 つまり「無い」ことを理想としている点は多くの意匠デザイナーと 共通していて、今までの構造家と違うのは更に一歩踏み込んでいる 点かもしれない。しかし彼はやはり意匠屋ではないなあ。と感じた点がある。 一つはセミナーにおけるプレゼンそのもの。もう一つは仙台メディアテークの 意匠を構造家としての視線で高い評価をしていたことである。 それを聞いて、はあ?本気で言っているのか?と耳を疑った。 はっきり言って、実物を見たとき(わざわざ仙台に行きました)、 私は「これは大失敗だなあ・・」と思った。 当初のコンセプトは模型ですばらしく表現されていた。 その軽快さは跡形も無く、構造そのもののdetailを含め多くの要素が それを妨害していた。模型から実現までに一体何が起こったのか、 具体的に書く時間がないので、ぜひデザインの仕事をしている人は GA JAPAN49を読んで想像してほしい。
前へトップページ次へ | TS | 2003/4/ 5