癒
「酸素」に癒しを求める人が増えてきています。
酸素がなければ人は生きていけませんが、癒しを求める人は、
空気よりも高濃度の酸素を必要としています。
「酸素バー」と呼ばれる店内ではカクテルの代わりに、容器に香りつきの溶液が入れられ、
客はチューブを通して鼻から酸素を吸引するというものです。
疲労やダイエットに効果があるようですが、医学的な効果を証明するものではないそうです。
吸引後、お客は「元気が出た。」と帰っていきます。
こうした新たな「癒」の出現は、満ち足りた過剰飽和な現代都市において、
大切な何かが欠落していることを象徴しているように思えます。
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| TI | 2003/6/10