リボーリー59番地自由電子ロベールの家

家賃が沸騰する一方のパリで古い空家のアパルトマンを占領した芸術家たちが 入居5周年を祝おうとしている。クレディー・リヨネ銀行と国が所有するこの建物。 99年にゴミ捨場のようなこの場所に画家、彫刻家10人が住み始めここで生活をしながら 製作し展示を行う。「リボーリー59番地自由電子ロベールの家」と命名されたこの建物の 住人たちは、立退きの危機にさらされながらもメディアを味方につけたり冬の立退きを猶予 する法律などによって時間を稼ぎその間年間4万人の入場者を数えた。実績が功を奏し パリ市が建物の改修をする見通しさえ出てきた。彼らの勝利になりそうなわけだがギャラリー などを通さない自立した表現のあり方を実際に示した点は大きい。皮肉にもルーブル美術館 のそばにあり、現代アート展の入場者としてはパリで3番目に多いそうです。
前へトップページ次へ | DS | 2003/8/23