生瀬~武田尾間
宝塚駅市街を少し北に向かうと風景は一変し、六甲の東端の山に囲まれた
渓谷の風景に移ります。そのノードとなる生瀬~武田尾間の数キロにわたって
枕木の続く国鉄廃線あとが残っています。(現在は地元のひとのハイキングコース)
渓流沿いの廃線を歩くといくつかのトンネルにさしかかり、照明のないトンネルは
漆黒の闇。進むにつれ外の光と音は減衰し消えて、知覚は触覚と嗅覚が頼りの
無の空間が訪れます。やがて出口に近づくと光が入り込み一気に空間が
認知できるようになります。 トンネルのとても単純な構成が空間の対比を
劇的に体験させてくれます。
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| TI | 2003/10/11