そのものらしい形が美しい

古典的な考え方として、「そのものらしい形が美しい」という考え方があります。 スティールならスティールらしく引っ張りに抵抗するように使うとか、 ドアノブならドアノブらしい形をしていることが美しいという考え方です。 ルイス・カーンやヤコブセンのデザインのなかに、そのような考え方を強く感じます。 ヤコブセンが活躍した北欧では無垢の木でまっすぐ育ったような木を使って 家具をつくるというのは、非常に贅沢なことです。 合板から可能な形ということでヤコブセンの椅子の形態がでてくる。合板らしい形態です。 その椅子には地域の「らしさ」と素材の「らしさ」を読みとることができます。 人間だって「らしさ」を感じる人は美しいと思いませんか?
前へトップページ次へ | MK | 2004/3/25