繊細で儚げな桜の花とは対照的に、意外なまでに無骨でたくましい桜の幹は、 敷地や環境が持っている生来の矛盾や不透明さを一身に引き受けているように思えます。 そんな矛盾や不透明さを結晶化したような幹が、美しい花を咲かせているところが 桜のきれいなところだと思います。日本人は日本の美学を忘れたとよく言われますが、 花見をしている酔っぱらいを見ると日本人もまだまだ大丈夫と思うのです。
前へトップページ次へ | MK | 2004/4/ 8