電車の中での読書を習慣にしている人は多いのではないでしょうか。 席に座っている時に限らず通勤ラッシュの中で体をねじらせ何とか顔の前に本を確保し苦行のような読書をする姿もたまに見受けられます。それは電車の中という場所が儀礼的無関心が要求される典型的な場所だからだと思います。満員電車の中で肌と肌が触れ合っても互いに儀礼的無関心でないといけない。 本の世界に入り込むという行為はそのことを容易にし、逆にそうした空間こそ安心して読書という行為に浸れるように思います。
前へトップページ次へ | DS | 2004/11/20