梅田の地下街にJR、地下鉄、私鉄の中継で利用される広場のような空間があり、朝の通勤時間は幾多の人が縦横無尽に足早に歩いていますが、互いの身体が 接触することはほとんどありません。それは他者と身体を接触させることを避けるというよりも、自分の領域とする距離の内に少しでも他者を入り込ませないために無意識のうちに行動しているように考えられます。人は他人、友人、恋人との間において異なる距離感を設定しているように、自分の領域というものを対人関係によって変化させており、己というものは身体にあるのではなく皮膚から数十センチの間を自分の領域と認識しているように感じます。
前へトップページ次へ | TH | 2004/12/13