雑誌の表紙に鉄の天命の茶釜が載っています。 実物を見たことはありませんが写真をみただけでもその質感、簡素で美しいフォルム。 重厚な強さと荒く扱えば砕けてしまいそうな危うさも感じ取れます。 そのモノが持つ魅力は、優れた造形よりも多様な表情を数百年と時を重ね味わいを増した 鉄の素材感が非常に強く、炉に据えられた茶釜ひとつが茶室空間を引き締め、場を形成します。 量産された市場に出回っているモノにはそのような質を感じる事はありません。
前へトップページ次へ | TI | 2005/1/12