室生寺金堂には5体の仏像とともにその前の壇上に十二神将が一列に並んでいる。 十二神将は武装した出立ちで薬師如来の守護に当たる仏法の護法神とのこと。強靭な肉体と 滑らかな曲線で表現された衣のコントラストからうまれる躍動感あふれる彫刻である。 そして、 何よりこれらの像の美しさは12体が一列に配されている点から生まれるものだろう。いづれも 1m前後の大きさで、様々な武具をまとい、様々なポーズをとって並ぶことで、今にも動き出して、 舞をはじめそうな楽しさがある。 単体の美しさのみならず、群としての美しさ、楽しさを感じることができる彫刻だ。
前へトップページ次へ | AO | 2005/3/20