神戸から電車で西に向かうと須磨を過ぎてから明石までの間、線路は海岸線のすぐ隣を走り、その10分程度の間、淡路島を望む絶景が開ける。この壮観を最も堪能できる土地を考えてみると、浮かんでくるのが塩屋2丁目になる。山に登れば景色はよりひらけてくるのだが、あいにく六甲山脈西端の海の目の前に位置する鉢伏山は昭和のはじめから公園になっているから、ここに居を構えることはできない。その近傍で地図を眺めてみると鉢伏山の真裏にわずかながら宅地化されているのが塩屋2丁目。冒頭に触れた絶景を毎日堪能できるのだから、かつては芦屋六麓荘と並ぶ高級住宅地といわれたのも合点がいく。
前へトップページ次へ | AO | 2005/3/ 5