大阪は天保山サントリーミュージアムにて「レイモン・サヴェニャック展」が開かれている。 牛乳石鹸のモンサヴォンポスターで遅咲きのデビューとなった彼の作品は色彩とユーモアとウィットに溢れ、 見る人を幸せな気分にさせる。 彼の作品を見ているとつい、登場人物の台詞を勝手に想像してしまう。 言葉を発しないポスターの代わりに彼らのメッセージを言葉にしたくなるのである。 サヴェニャックは常々、「ポスターとは最良のコミュニケーションツールである」と話していたと言う。 彼のポスターが皆に愛されているのは、老若男女、誰でも彼の作品と会話できるからなのだろう。 プリンターから吐き出された一方的な情報でありふれている現代では、 コミュニケーションは難しくなるばかりである。
前へトップページ次へ | KK | 2005/6/28