最近どうも違和感を覚えるタバコの箱。なぜか。注意書きのようなものがついに パッケージデザインの顔とも言える正面にまで迫ってきているのである。 パッケージを包むビニルを剥がすとき、タバコのふたを開けるとき必ず視界に入る。 ボックスタイプになるとなおさら正面が気になる。測ってみると全体の三分の一もある。 わたしが愛飲している銘柄も違うものかと錯覚してしまうほどだ。 決められた寸法内で1mmともずれを許さない美しい構成、またそれによって 商品イメージを大衆に伝達させなければならないはずのパッケージデザイン。 そのデザイナーの意気込みが凝縮されているパッケージが・・・ あまりにも酷い仕打ではないか。 ジャズレコードの復刻版CDなどをみていても思うのだが、本来あるべきはずの姿が、 縮小されることにより発色もまるで違うし、プラスティックのケースが更に デザインの繊細さを掻き消しているように思えます。そんな例は身近に多々ある。 規格寸法とデザインとの関係は非常に繊細であるし、 手に取る側にとってはなおさら敏感に感じてしまいます。
前へトップページ次へ | KH | 2005/6/ 7