表参道界隈のブランドショップを挙げるまでもなく、 現代建築において表層デザインは大きな主題となっている。 その中で試みられていることの1つは光の扱い方にあると思う。 光の質を変えることで空間の様相を変質させようとしているのではないだろうか。 過去の例を挙げれば、ロマネスクの教会では厚い壁に穿れた開口を 光が透過していく間に反射を繰り返し 、光の質は変化していく。 これと同じことをコルビジェはロンシャンの教会で試みている。 現代、建築はより透過性の高い皮膜によって包まれることが可能になった。 その中で、ガラスブロックや 、歪曲したガラスによるスキン、ダブルスキン、 その間にフィルターを挿入したスキン、 それらの皮膜を介して従来とは異なる光を生み出そうとしているのではないだろうか。
前へトップページ次へ | AO | 2005/6/ 6