藤田嗣治は明治以降、世界に認められた最初の日本人画家といわれる。 藤田の絵の魅力は対象物をとらえた外郭線にあると思う。 やわらかいけれど、迷いのない力強い線。 藤田の名を世に知らしめた裸婦の肌を描いた今にも融けそうな乳白色と、 この黒い線が共存して1つの対象物が描き出されることで、 藤田の絵の不思議な立体感が生まれるのではないかと思う。
前へトップページ次へ | AO | 2005/7/30