久しぶりにレコードを買った。スウェーデンのヴォーカルグループGimmicksが歌う、Edger Winter Groupの名曲"Alta Mila"という曲のカヴァーである。オリジナル以上にソウルフルなヴォーカルと、軽快なハンドクラップが心地よい。
昔のジャズやボサノヴァのアルバムには、カヴァー曲が多く、収録曲の全てがカヴァー曲で構成されていることもめずらしくない。通算すれば一つの曲に対して、何十、何百といったアーティストがカヴァーしているのである。
歌い手や演奏者のアレンジ、その時の気分、気候風土の影響で、オリジナルを越えるようなカヴァー曲が出来上がることもよくある。名曲と言えども、その解釈は唯一ではないところがおもしろい。
大げさかもしれないが、良いカヴァー曲に出会うと、人と異なった角度から世界を見ることができるようになった気がする。昔作った秘密基地のような感覚に近いのかもしれない。
そんな小さな優越感を求めて、またレコード屋へ足を向けるのである。
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| KK | 2005/9/12