工業地帯を一人で歩くような経験はあまりないと思うが、
歩いてみると、ぽつんと一人取り残されたようで、よりどころなく、居心地が悪い。
自分のまわりには、見通しの良いばかに広い道路と四角い大きな倉庫があるだけだ。
こんなところに居ると、人は不安をかんじる。
その経験を思い起こすと、 建築をつくるというのは囲いをつくることだということに合点がいく。
よりどころのない環境に、頼りになる境界をつくり、溜まり落ち着ける場所をつくること。
それが建築をつくる原始的な意味なのだろう。
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| AO | 2005/10/22