岐阜県営のハイタウン北方には、コーディネーター磯崎新氏により、4人の女性建築家(妹島和世氏、高橋晶子氏、クリスティン・ホーリィ氏、エリザベス・ディラー氏)の設計によって建てられた4棟、全430戸の賃貸集合住宅が並ぶ。 共通点も多く、RC造で、1階はピロティになっており、手摺や目隠しにはパンチングメタルやエキスパンドメタルを用いて、南面はほぼ全面開口になっているなど、統一感がある。 中でも興味深かった妹島棟は、10階建てでZ型をした平面配置、3m弱のグリッドにより構成されており、ランダムにテラスとしての穴が設けられている。屋外の鉄骨階段は、最上階まで直階段になっており、不安感を感じたが、軽快な感じも同時に感じた。また、南面の開口部には、ランダムに目隠しと思われる鏡面の板が建物と直角に張り出しており、その意味以上に、不思議な光景を作っており、繊細な感じがした。 1住戸を1単位とするのではなく、1部屋を1単位と考えており、様々な生活単位に対応しているということだが、うまくマッチングしないケースも多々あると思われる。最近発表された西沢立衛氏の住宅の考え方も同様なのだが、新しく感じた。
前へトップページ次へ | MY | 2006/3/20