京都国立近代美術館でフンデルトワッサー展が開かれている。彼は自然と人間を結ぶものは芸術であると考え、絵と建築により、それを表現、実践した。 彼は、アドルフロースと同時期のオーストリアで、機能主義や合理主義に対する批判をし、後のポストモダン的な発想で、多様性、装飾性、折衷性、過剰性を基調とするような、職人的、画家的、芸術家的な建築を唱えた。自然界での形態、例えば曲線や凹凸からなる造形や、自然との共生への考え型など、ガウディや荒川修作と共通する部分が多々あるように思われる。 また、彼の絵画や版画での表現と同様に、豊かな色彩表現や、また内部に外部を取り入れた建築空間は、ゆとり、潤い、あたたかみ、余裕とも言えるような豊かさを強く感じさせる。
前へトップページ次へ | MY | 2006/5/24