豊田市美術館を訪ねた。 本館と別館の間のテラスに屋外展示が加わっていた。 ダニエル・ビュレンの作品だった。 鏡面の立方体のハコが方々を向いておかれている。 各面には孔が開けられていて、そこから赤や青、黄の鮮やかな色がみえる。 ハコの内側は原色で塗りこめられている。 ハコたちの脇を通り過ぎる間に鏡面に映りこんだ像が目に飛び込んでくる。 東に望む山景、カフェで談笑する人の姿、スレートの列柱廊、 断片化された風景が点在している様がとても新鮮で、さわやかなかんじがした。 無意識に過ぎていく周囲の環境を意識化させるインスタレーションだった。
前へトップページ次へ | AO | 2006/9/ 2