自由学園明日館に行きました。巨匠フランク・ロイド・ライトが手がけた日本に現存する数少ない建物のひとつです。その配置計画は日本の寺社建築を強く意識したもので、又、学校建築でありながらスケールも小さなものが集積されているため、とても心地良いものとなっています。スキップフロアと天井高の抑揚によって、少しの移動が劇的なシーンの展開を与えてくれます。大筋のフレームは単純に、しかし、振り向いたときに抜けている景色など随所に見られるさりげない演出と作りこまれた照明器具と家具が複雑さを与えている。 やはり現物に触れることが建物を理解する唯一の手段なのだな、と再認識した一日でした。
前へトップページ次へ | YA | 2006/11/13