ラ・トゥーレット修道院の構成

ラ・トゥーレット修道院の構成について。 機能からみれば、修道士たちが祈る場所、共同作業をする場所、ひとりになる場所、 そして、それらをつなぐ場所に大きく分けられる。 形態からみると、 ロの字プランの北側に配された教会ヴォリューム、 他の3辺を囲むコの字平面の僧房ヴォリューム、 ロの字型の矩形平面から飛び出したヴォリューム(ex.地下礼拝堂、礼拝堂、聖具室) にわけられる。 教会ヴォリュームは地面から生えた巨大なコンクリートの塊として表現され、 僧房ヴォリュームはピロティによって地面から切り離されている。 3つ目のヴォリューム群は四角錘や六角柱、円柱など強い幾何学形態が与えれられている。 僧房ヴォリュームのなかでも上階の僧房フロアと下階の共用フロアのファサードは明確に分けられる。 各々の機能に対して、 明確に異なる形態でもって 異なる光をもつ空間を作り出している。 そのように多様な空間を四角い矩形のプランの中に閉じ込めているところに この修道院の魅力があるのではないかと思う。
前へトップページ次へ | AO | 2007/1/31