ピエール&マリー・キュリー大学

昨年竣工したピエール&マリー・キュリー大学(パリ第6大学)の校舎は、各階が異なるビビットな単色で塗り分けられており、捩りながら上るSUSのエスカレーターに反射して、溶けるような、浮遊感のある空間になっている。内壁は全てプレキャストコンクリートにより、アールのついた規則正しい開口を作り出している。ただ、それぞれの部材の施工誤差はかなりのもので、日本では考えられないようなザックリしたものであった。外部はパンチングメタルに覆われていて、夜には内部のカラフルな壁に反射した灯りが漏れ、光の箱となる。大学というカテゴリーで、このような建築を受け入れることが出来るのは、フランスだからなのだろう。
前へトップページ次へ | MY | 2007/1/30