パリの共産党本部

オスカー・ニーマイヤー設計のパリの共産党本部は、曲線を多用したデザインとなっている。 エントランスの階段を地下に下りると、フロア中央のホワイエに降り立つというプラン。 その地下1階は、曲線の壁に囲まれているだけでなく、天井や床もすりばち型にうねっている。 その壁の一部は、洞窟のように、あたかもそこにあった岩盤をくりぬいて作られたような荒々しい表情を見せている。 会議場は地面の中に埋まった卵のような半円形をしており、天井であり壁でもあるRC躯体の内部には、 150×50㎜程度の鉄板が、垂直に、全面に取りつけられており、その奥にしこまれた蛍光灯を間接的に見せ、幻想的、未来的で繊細な空間を作り出していた。
前へトップページ次へ | MY | 2007/2/13