ルーツ

海外を旅するとその国の建物にはナショナリズムと呼べる地域性を感じることが出来る。
著名な建築家も彼らの生まれ育った町を見るとそのデザインのルーツのようなものが見えるように思う。
特にヨーロッパを旅して思うのは、各国の色の使い方と窓のデザインである。例えば、北欧では原色ではなくエメラルドグリーンなどのような微妙な色使いを街のいたるところでよく目にする。建築家の作品、特に初期のものにはこれらを色濃く感じることがある。安藤氏が海外で評価される理由の一つも、壁で区切られた中でも外でもない空間、つまり縁側のような空間の使い方にあるように思う。
前へトップページ次へ | SF | 2007/2/ 1