リヨン・オペラ・ハウス

ジャン・ヌーベルによるリヨン・オペラ・ハウスは既存の劇場の改修で、
2層のアーケードの上に巨大なガラスのヴォールトを載せた大胆な構成の外観だ。
黒く塗りこめられたエントランスのインテリアはいかにもヌーベルらしく、
その特徴は垂直動線の視覚化と素材にあるように思う。
階段やエスカレーター、エレベーターはたいていヌーベル建築の顔をつくっている。
エントランスの上部は吹き抜けで、巨大なホールが吊り下げられ、
その隙間をぬうようにエスカレーターが走っている。
エスカレーターの曲面にあわせてかホールのヴォリュームも曲面で、
艶のある素材感と調和して非常に艶かしい空間をつくっている。
前へトップページ次へ | AO | 2007/2/21