自邸

建築家にとって自邸とは特別なものであるように思う。
以前、内藤廣氏の自邸を雑誌で目にしたことがある。壁状のコンクリートフレームが各部屋を分節し廊下のない横並びの部屋を配するプランとなっている。コンクリートフレームとその間から漏れる強烈なトップライトが「架構」の空間を印象付ける。当初、この住宅は評価されなかったそうだが、その後の氏の出世作ともいえる海の博物館の美しい架構の重なりと通づるものを感じた。
前へトップページ次へ | SF | 2007/3/29