松涛美術館

白井晟一設計による松涛美術館は渋谷の住宅街の中に位置する。曲面を描く石壁に大庇が掛かり、ヴォリュームを押えてはいるが存在感のあるファサードとなっている。
内部に入るとすぐにB2階から2階までの吹き抜け状の中庭(水盤)があり、その上空を通って展示室へと到るアプローチは劇的な仕掛けとなっている。動線計画、掘り下げられた内部空間の大きさなどは、実際の広さ以上の広がりを演出しているが、やや厚ぼったい絨毯や、逆に軽すぎて見える柱のスパンドレルなど仕上げがちぐはぐに感じられた。
前へトップページ次へ | RF | 2007/4/20