21世紀美術館

金沢の21世紀美術館(SANAA設計)を訪れた。美術館というビルディングタイプは動線が肥大化したものと捕らえることができる。この美術館では展示空間とそれ以外の場所を図式的に分けており、多様な展示プラグラムに対応できるようになっている。鑑賞の合間に外部的なヴォイドの動線を介する度に気分がリセットされる感覚は新しい鑑賞体験であった。また、兼六園と市役所を結ぶ敷地という特性もあるだろうが、通過点として公園の一部のような使われ方をしている様子をみてありがたい作品を拝むためだけではない美術館のあり方、公共建築のあり方について考えさせられるものであった。
前へトップページ次へ | YA | 2007/5/ 7