牧野富太郎記念館

内藤廣氏の代表作の一つである牧野富太郎記念館を訪れた。
山林の地形をほぼそのままに、そこへ鳥が翼で大地を覆い隠したような造形的な屋根のフォルムである。カレイの煮付けを食べていたときに思いついたという屋根の骨格は内部空間における展示室の高い天井を引き締めて見せていた。変わって、庇部分は人の背丈ほどにまで押さえ、エントランスのデッキから見える水平ラインを印象付ける。それはまた、山間の強風に屋根が飛ばされないためのものでもあるという。
内外に魅せる大屋根の表情が非常に優雅に見えた。
前へトップページ次へ | SF | 2007/5/31