厳島神社

世界遺産であり、日本三景でもある厳島神社。
鎌倉時代に建築された平安様式で、瀬戸内海を神殿造りの庭に配される池に見立てている。潮が満ちると社殿や廻廊はあたかも海に浮いているかのようであり、干潮時には沖に建つ大鳥居まで歩いて行くことが出来るという特異なロケーション。
朱塗りの建物と深緑の水面のコントラストが映え、それは背後の原生林によってより際立ち、神秘性を増している。
海の上に這う、入り組んだ275mの廻廊からの眺めは、内部と外部が錯綜し、いくつものレイヤーが重なるように、空間に奥行きや連続性を与えている。水平性を強調した建築群は、伸びやかな水平のラインの中に群としての日本建築の美しさ、強さが際立つ。
前へトップページ次へ | MY | 2007/5/15