「家族ゲーム」

「家族ゲーム」という映画を見た。(監督:森田芳光 製作:1983年)
当時の家族を描いたものであるが、そこで描かれる団地での生活のあり方が興味深い。
求める生活スタイルと、手に入れられる住居とにはギャップがあり、主人公一家は日常生活において工夫を強いられている。
夫婦で重要な話をするときには、子供に話を聞かれないように、家を出てマイカーの中で話をする。
向かい合って座ることもできない狭いダイニングキッチンでは、家族全員が一直線に並んで食事をする。
これらの生活のあり方は一見突拍子もないように見えるが、大なり小なり、我々もやっていることでもある。
コメディでありながら手放しでは笑えない、リアリティを感じる映画であった。
前へトップページ次へ | TT | 2007/5/12