境界面の操作

先日、箕面の滝道地区という国定公園内の歩道を歩いた。
出発点にある某ホテルのエレベーターの構築物と土産物屋には少々嫌悪感を覚えたが、2、300メートルも登ると川沿いに行儀のよい茶店が続き、落ち着いた雰囲気に変わっていく。前者と後者のひとつの違いは道路と建物の関係にある。前者はひとつの面で分割されているのに対して、後者は格子や縁側といった奥行きのある境界面で仕切られている。また、鉛直方向の要素だけでなく、庇のライン、雨だれを受ける砂利のラインなどいくつものレイヤーが積層して外部との関係を決定付けている。場所や用途によって、それらの境界面の操作を慎重に行う必要を感じた。
前へトップページ次へ | YA | 2007/6/ 4