ニューヨーク近代美術館(MoMA)

谷口吉生氏設計のニューヨーク近代美術館(MoMA)を訪れたことがある。 大きなアトリウムの中央にある印象的な彫刻は、バーネット・ニューマンによる 「壊れたオベリスク」という作品であり、これは真っ直ぐ上へと突き進もうとする Modernをへし折って逆さに突き刺した、いわゆる“反Modern”がテーマの作品である。 当初は反Modernの作品をModern Art Museumの中央に置くというMoMAの寛大さに 賞賛を与える記事もあった。 この印象的なアトリウムは、改修前から倍以上に広がった展示室の中で、容易に 自分の現在地を知ることができ、各々が迷うことなく美術を楽しむことができる。 そして美術館からは随所にNYの街並みを楽しめるようになっており、とても気持ちのいい 空気が流れていた。 何よりも美術館職員がその居心地のよさを感じているのだろうと思う。
前へトップページ次へ | MT | 2007/7/29