カミロ・ジッテ

カミロ・ジッテが著書の中で興味深いことを言っている。 整形の広場の真ん中に教会が建っているのはおかしいということである。 一見すると、整形の広場の真ん中に教会が建っているのは、 造形的に美しい感じがしそうなものだが、彼はこう続ける。 広場は教会の余白としてあるのではなく、 広場もまた、人の集まる場所としての機能を持っている。 広場が不整形であったり、広場の偏った位置に教会が建っていたりするほうが、 広場の機能を全うしやすい。 固定された美しさよりも、生きた空間に思いを寄せるカミロジッテの言葉にも、説得力がある。
前へトップページ次へ | TT | 2007/7/21