谷村美術館

新潟県糸魚川市にある谷村美術館は、村野藤吾設計による最後の作品。 砂漠の中に佇むようにして立つ、岩の塊のような外観は、自然の風景のように力強い。 一方、アプローチは瓦屋根の水平線を基調した木造で、導入部としてかなり長い直線となっており、 より繊細な印象を受ける。 内部は、1部屋に1つの仏像が展示してあり、部屋と部屋のスリットから、 わずかに見える次の部屋の仏像を目指して進んでいくという、変形したプラン。 展示を変える事の無い美術館だからこそ許されるボリューム、プロポーション、 光からは、建築の強い存在感を受ける。 別館には、模型や図面、施工時の写真が展示されている。美術館の方が、有機的なフォルムは、 村野氏の指示により、作りながらその場で変更をしていったと、当時の話をしてくれた。 http://www.hisuien.com/tanimura_museum/index.htm
前へトップページ次へ | MY | 2007/7/17