こんぴらさん

香川県の金刀比羅宮を訪れた。
「こんぴらさん」と呼ばれ親しまれているこの神社は、参道の長い階段が有名である。
この参道は、かなりきついものなのだが、とても気持ちがよい。
要所要所に配された、付属する神社や休憩所、
門などの要素がほどよい間隔で連なっており、飽きることがない。
ある要素は参道の雰囲気の切り替えポイントとして機能していたり、
別の要素は、そこから下界を遠く望むことができたりと、それぞれが特色を持っている。
終盤に参道の道を狭めて山の奥深くであることを感じさせた後、
本宮では一気に下界への視界が開けるあたりも実に爽快だ。
長い歴史の中で、この参道は少しずつ作り込まれ、現在の完成度の高いものへと至ったのであろう。
現在は鈴木了二氏設計の茶所が参道脇に建設されている。
未だ完成をみない、活きた参道である。
前へトップページ次へ | TT | 2007/8/25