大谷石

大谷石は、ライト設計の帝国ホテルで多用されていたが、
薄い緑色で、軽く、やわらかいため加工が容易である。
大谷石の石切場は、栃木県宇都宮市にある。
地下採掘場が、大谷資料館として公開されているのだが、
その地下空間は、巨大で、暗く、この時期でも冷蔵庫のように寒い。
時に、そこでは、コンサートや結婚式も開かれる。
荒々しくも、幾何学的に切り取られたそのボリュームには、緊張感のある、非日常空間がある。
同じボリュームを、壁や天井で囲んで作ったとしても、
詰まっているものをくり抜いて作ったあの空気の密度は作ることは出来ない。
前へトップページ次へ | MY | 2007/8/ 7