ソーク研究所

ルイス・カーンのソーク研究所を訪れたことがある。
メキシコにほど近いサンディエゴの太平洋を望む断崖に位置している。
そしてこの建築の核となる場所は、
建物そのものではなく「プラザ」と呼ばれる広場である。
この広場のデザインを巡って、カーンがバラガンに助言を求め、
それに従った、というエピソードは有名である。
シンメトリーに配置された雁行する建物によって視線は太平洋に導かれ、
中央を流れる水路が断崖の下の海を暗示させている。
生物的な要素を排除したプラザにおいて変化するものは、
空と海と強い光によって出来る影のみであり、神秘的な場所となっていた。
前へトップページ次へ | YA | 2007/8/ 6