ふじようちえん

東京都立川市にある「ふじようちえん」を見学させてもらえる機会に恵まれた。
設計は手塚建築研究所。
「屋根の家」をモチーフに、ドーナツ型をした平屋の園舎の屋根に、
ウッドデッキを敷いて、子供達がぐるぐる走れるようになっている。
建物内に壁はなく、棚等を間仕切りに使っているだけで、
さらに内外側とも全て引き違いの木製建具による総ガラス張りで、
全て開放可能になっている。
建築自体がエンターテイメントだというコンセプトらしいが、
特別な遊具的仕掛けはなく、
何か出来事を誘発させるようなスペースが与えられているだけである。
それは過剰な快適性、
娯楽性を追及するハイテクの対極のようなアナログ式であるが、むしろ新鮮に映る。
また、ミニマムなわけでもなく、建築が地面の延長であるかのような関係になっており、
それが新しさを生んでいるのだろう。
前へトップページ次へ | MY | 2007/9/ 4