倉俣史朗展

CLEAR GALLERYで催されている倉俣史朗展を訪れた。展示としては小規模なものであったがインパクトは充分である。アームチェア「ミス・ブランチ」は倉俣の代表的な作品のひとつであり、そして美しい。
アクリルの中に浮かぶ薔薇を見ていると、重力から開放されているような錯覚を覚えるし(しかし、この椅子は高密度のアクリルのお陰で70キロにもなるらしい)、同時に時間の概念も狂わされる。たまたま椅子の形をしているが、椅子である必要もないし、誰も椅子とは思わない。しかし単なる装飾を超えたメッセージを「ミス・ブランチ」は持っている。
前へトップページ次へ | YA | 2007/11/26