ハラ・ミュージアム・アーク

群馬県の伊香保グリーン牧場内にあるハラ・ミュージアム・アーク(磯崎新氏設計)を訪れた。
木造平屋建ての美術館で、板張りの外壁は全て黒色に塗られており、芝生の鮮やかな緑と、青い空や雲との境界線のように、地面に張り付いている。展示室の切り妻屋根の頂部は、トップライトになっている。
山の上にあり、その日は特に強風だったこともあって、天候の変化による室内の明るさの変化が激しく、絵画等の展示には好ましくないが、彫刻の陰影を際立たせていた。Y字型に3つの建物が分棟して配置されており、中央の外部通路を通ることにより、それぞれの展示室の境界が、より強調させられている。
今は、ナム・ジュン・パイク(韓国のビデオアーティスト)の企画展が催されており、アナログとデジタルの境界を意識させる作品は、自然と人工物の境界を意識させる、この美術館にふさわしい企画となっていた。
前へトップページ次へ | MY | 2007/11/20