美しい街並み

和風の街並みを守るためという理由で、陸屋根が認められていない街がある。
しかし、実際にその街を歩いてみると、基準を満たしながらも、西洋風の建物が多々見受けられる。
実際のところ、陸屋根であっても和風にはできるし、勾配屋根であっても、洋風にはできる。
規制の基準が見当違いであるのも残念ではあるが、結局、どんな基準を設けたところで、洋風の建物が欲しいという人がいる以上、それをつくることはできるだろう。
全国の都市には、景観を守るための規制がいろいろあるが、その意図を裏切った建物は必ず出現してしまう。
そういった意味で、景観規制は無力である。
美しい街並みは、規制によって実現されるものではなく、地元の人々の自主的な熱意があってはじめて達成される。
きっと、役所の人もそれは知っているのだろうと思うが、それでも規制をつくらなければならないような、ひどい現実がある。
前へトップページ次へ | TT | 2007/11/ 3