質感

塩ビシート等、人工素材のカタログを見ていると、様々な質感の商品が並んでいる。
木のようなもの、石のようなもの、鉄のようなもの、左官のようなもの、、。
それらは、本物の素材の質感が欲しいが、使用目的、価格、メンテナンス等の問題から、本物を使用できない場合に採用される。
それらとは別に、人工素材である特性を活かして、平滑な商品や、人工的なパターンのついた商品もある。
これらは、自然素材では実現できない素材感であり、言わば、人工素材の本物である。
建築においては、これら人工素材の本物はあまり好まれていないように思う。
しかし、精度、加工性等においても優れたこれらの素材が、美的感覚において愛されないことには、違和感もある。
私自身、それらの素材を美しいと言うことには躊躇があるのだが、その理由が、未だに明確にならない。        
前へトップページ次へ | TT | 2007/12/15