都市空間

「ニューヨークは、散歩に向かない。」 らしい。
司馬遼太郎の感想だ。
「チョコレートの仕切り箱に迷いこんだアリのような気分になる」 という。
新宿の高層ビルの足元も同様、 歩くのに気持ちいいものではなかった記憶がある。
すべてがスケールアウトしていて、よりどころがない。
日本の高層ビル群との違いはセットバックの有無だろう。
マンハッタンには公開空地などは恐らく存在しないだろう。
道路の際からいきなり超高層ビルが立ち上がる。
それは、日本の高層ビルの足元が申し訳なさげに空地をとっている様相とは 全く違う都市空間だろう。
散歩には向かないだろうが、 刺激的ではあるかと想像する。
前へトップページ次へ | AO | 2007/12/26