CBSビル

街路が格子状に構成されているニューヨークおいては建物へのアプローチの仕方は限定される。
サーリネンのCBSビルはそのアプローチの仕方が特殊な効果をあげている建物だ。
建物の外壁ラインに対して45度回転した黒い石の角柱はルーバーのような効果を生み、角度の無い方向から望むと建物全体が一つの黒いマッスな塊に見える。
建物に接近し、建物に対する角度が大きくなるにつれて(つまり45度以上になると)次第に柱間の開口が認識できるようになり、その表情はどんどん変化する。建物のファサードの見え方をコントロールされるという特異な体験をした気がする。
前へトップページ次へ | YA | 2008/1/28