イェール大学アートギャラリー

イエール大学内にあるルイス・カーン設計のアートギャラリーを訪れた。遅咲きのカーンの処女作にして代表作。
ファサードはレンガ造りの素気無い表情を示しているのだが、内部は四角錐のグリッドパターンにくり貫かれた立体スラブの天井面が強烈な印象を与える。立体スラブは構造的な合理性を持つと共にスラブ内のスペースに設備ルートを確保しており、意匠と構造と設備のシステムが一体となるよう試みられている。展示空間のシステムとしての可変性や汎用性にはやや疑問が残るものの、強い面としての天井は、その後の続くキンベルやイエール大学英国美術センターを予感させるものであった。
前へトップページ次へ | YA | 2008/1/14