記号としての建築

アフリカの集落の中には、非常に簡素な住居をつくる部族もあるらしい。
地面に領域を示すしるしをつけて、基本的にはそれでおしまいなのだそうだ。

気候が安定していて、外敵もいない場合、住居は堅牢である必要はない。
その場合には、社会の秩序を維持するためだけに領域が必要になる。
公私の分節や、上下関係の分節などを示すことが、境界線の設定の目的となる。

建築が記号の集積でもあることに気づかされる。

前へトップページ次へ | TT | 2008/1/26