超整理術

クリエイティブ・ディレクター佐藤可士和氏の著書『超整理術』を読んだ。
身のまわりの物の整理整頓、片付け方についての「整理」ではなくて、仕事を進めていく上での情報や思考の「整理」の重要性について説いており、非常に共感できる内容であった。
多様な状況や要望の中から、必要な情報を明確にし、問題を抽出し、解決方法を具体化する、といった建築の設計を行う上での思考と全く同じで趣旨である。
敷地の周辺環境や施主の好み、要望、多くの法規制など様々な情報を拾い集め明確にし、その中から重要な要素を整理する。
その作業を精密に行い、また様々な視点から整理することで、自ずと問題点およびその解決方法が見えてくる。
「画期的なアイデアは、無理やりひねり出すのではなく、現状を整理するところからはじまる。アイデアは必ず目の前にある。」という言葉が印象的であった。
前へトップページ次へ | RF | 2008/2/ 8